米倉涼子が難病を告白!低髄液圧症候群ってどんな病気?西城秀樹も患っていた?

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女優の米倉涼子さんが難病の持病があることをテレビで告白しました。

米倉さんの持病は「低髄液圧症候群」というもの。テレビドラマや舞台で活躍を続ける米倉さんの告白に、驚きの声が上がっています。

今回は「米倉涼子が難病を告白!低髄液圧症候群ってどんな病気?完治するの?」と題しまして、米倉さんの告白の内容や低髄液圧症候群について調べてみました。

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米倉涼子が難病を告白!どんな症状があるの?

女優の米倉涼子さんが2022年1月31日NHKの「ニュースシブ5時」に出演し、インタビューの中で難病である「低髄液圧症候群」の持病があることを告白しました。

米倉さんの話によると、2019年に低髄液圧症候群を発症。

症状としては「段々真っすぐ歩けなくなる。走ったり回転したりすると、どこが正面か分からなくなったり、倦怠感があり、やる気がみなぎらない。頑張らなきゃいけないのに何かおかしい、すぐにしゃがむ」という状態なのだとか。

また、「止まっているエスカレーターを上っているような感覚が毎日ある」ということを打ち明けました。

止まっているエスカレーターを上る時って、頭では動いているエスカレーターに乗るつもりでいるから、それが動いていないとなるとめちゃくちゃ足が重くてしっかり踏ん張らないと上れないんですよね。普通の階段を上るのとは訳が違います。

この感覚が毎日となると、かなり精神的にも肉体的にもしんどいことが想像できます。

さらに米倉さんは「病気の影響でいつセリフを間違えるかも分からないし、いつ転ぶかも分からない」と不安も口にしていました。

このような症状や不安もあるなか、ドラマやブロードウェイ・ミュージカルで活躍している米倉さん。並大抵の努力ではできないですよね。

米倉涼子が難病を告白!低髄液圧症候群ってどんな病気?

では米倉さんが告白した「低髄液圧症候群」とは、どのような病気なのでしょうか?

低髄液圧症候群(脳脊髄液減少症)の概要

脳と脊髄せきずいの周りを満たす髄液が少なくなることにより、頭痛・めまい・首の痛み・耳鳴り・視力低下・全身倦怠感などのさまざまな症状が現れる病気です。

メディカルノート

頭蓋骨・脊柱の中におさまる脳や脊髄は、表面が髄膜と呼ばれる膜によって覆われています。

髄膜の一番外側には硬膜があり、その内側にはくも膜があります。

脳・脊髄とくも膜の間はくも膜下腔と呼ばれる空間になっており、この空間は髄液で満たされています。

髄液はくも膜下腔を循環しており、一定量が保たれるよう調整されています。

しかし、何かしらの原因により髄液の量が減少すると、髄液の流れに変化が生じ、それと共に脳も動くようになります。

脳が通常の位置よりも落ち込むようになり、頭痛が発生することを低髄液圧症候群(脳脊髄液減少症)と呼びます。

メディカルノート

そして、症状としては米倉さんが語っていたように

  • めまい
  • 首の痛み
  • 耳鳴り
  • 視力低下
  • 全身倦怠感

などがあるようです。

低髄液圧症候群は完治するの?

低髄液圧症候群は、現在治療法や診断方法も確立されておらず、完治が難しいと言われています。

米倉さんもインタビューで「低髄液圧症候群と付き合っていかなければいけない状態になった」と語っていました。

しかし、米倉さんは「他の出演者も怪我をしていても楽しんでやっている方がたくさんいるから、挑戦できることはしたい。病気だけで諦めるということは一生ない」と前向きに、力強く語っていた姿が印象的でした。

低髄液圧症候群は西城秀樹も患っていた?

低髄液圧症候群は、歌手の西城秀樹さんもかつて患っていたといわれています。

1984年の話なので、当時の記事など詳しい情報がありませんでした。

西城秀樹さんは「低髄液圧症候群」と診断され、東京女子医大病院に一ヶ月ほど入院し一時休養していたということです。

米倉涼子が難病を告白!低髄液圧症候群ってどんな病気?西城秀樹も患っていた?まとめ

つらい症状が出ながらもステージに立ち続ける米倉涼子さん。本当にすごい精神力を持った女優さんですよね。

今後、良い治療薬や治療法が出てくることを願います。

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