乳腺炎ってどんな症状?治し方は?体験談も合わせてご紹介します!

育児
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母乳育児を頑張るママさん、お疲れさまです!!
この記事をご覧になっている方の多くは、母乳育児で「あれ?急に熱が出た!」「胸がカチカチになっちゃった!」と不安になっているママではないでしょうか:;

私も子供二人を完母で育て、何度も乳腺炎になり、乳腺炎が悪化して切開手術までした経験の持ち主です…!(切開手術の体験談はこちら▼)

こちらの記事では、「乳腺炎ってどんな症状?治し方は?体験談も合わせてご紹介します!」と題しまして、体験談も交えながら乳腺炎についてご説明いたします。
※私は医者でも助産師でもありません!ご自身に合う治療法などは出産した産科などにお尋ねください。

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乳腺炎ってなに?どんな症状が出るの?

乳腺炎というのは、通常授乳中の女性に起こる炎症の1つです。(男性にも起こり得るものですが、こちらの記事では授乳中の乳腺炎の話をさせていただきます)
乳腺炎は、乳腺管が詰まったり、感染したりすることによって引き起こされます。

症状としては、いきなりの発熱、乳房の腫れ(カチカチになる)、動悸、食欲不振、背中や胸の痛み、発熱、疲れやすさ、そして重篤な場合には乳房に赤い斑点が現れます。

風邪の症状に似ているため「育児疲れで風邪ひいたかな?」と思う方もいるかもしれません。風邪か乳腺炎か見分ける方法として、おっぱいの状態を一度確認してみてください。
「少ししこりがあるな」「乳首に白い点ができてる(詰まっている)」といった場合や、授乳間隔があいた時・寒い時期にも乳腺炎になりやすくなっているので注意が必要です。

乳腺炎の原因ってなに?

乳腺炎の大きなな原因として、乳房が十分に空かないまま授乳されることが挙げられます。特に、新生児の赤ちゃんは上手くおっぱいが飲めないため、飲み残しがたまっていたりすることがよくあります。

私の子供もうまくおっぱいが飲めるようになるまで3ヶ月くらいかかりました。最初は母乳量が少ないため、需要と供給に差が出ないのですが、だんだんと母乳量が増えてくると需要と供給がアンバランスになり乳腺炎になりやすくなります!特に母乳過多(母乳が出やすい)の人は要注意です!!
母乳が出ないことは育児の悩みとしてよく取り上げられていますが、母乳過多の悩みってあまり情報が無いんですよね(>_<)
私も母乳過多で、少しでも授乳間隔があくとすぐにパンパンになり、赤ちゃんは上手く飲めずに咳き込むし(ほぼ溺れていた)、しょっちゅう絞ったりして何かと大変でした。

また、ストレスや疲れ、乳房の怪我、感染、衛生状態の悪化なども乳腺炎の原因となるといわれています。(育児中にストレスや疲れをためないことは難しいですよね…)

乳腺炎の原因としてよくいわれる「脂っこいもの・甘いものの食べすぎ」は、私の担当してくださった助産師さん曰く「あまり関係ない」そうです!(助産師さんによって考えが異なります)
ただし「お餅の食べすぎはおっぱい詰まるよ!」とよく言われました。あと個人的な経験談として「ファストフードのポテトを食べすぎると詰まりやすかった」です。何事も「食べすぎ」はNGですね!
なので、授乳中だからといって精進料理のような質素な食事しか食べちゃいけない!というわけでは決して無いそうです。ただでさえストレスが溜まる時期なので、自分の体をよくいたわりながら適度に美味しいものを食べると良いのではないでしょうか。

乳腺炎の治し方は?治療法はどんなものがある?

乳腺炎の治し方は、大きく分けると「乳腺外科で抗生物質を処方してもらう」ことと「助産師さんに乳房をマッサージをしてもらう」という2種類があります。

まず「乳腺外科で抗生物質を処方してもらう」。乳腺炎かなと思ったときに、乳腺外科を受診することもできます。乳腺外科ではエコーで胸の状態を確認して、解熱剤や抗生物質を処方してもらうことがほとんどです。ここで一つ問題になってくるのが、「抗生物質を飲むと授乳できないこと」です!

赤ちゃんに薬の成分が移行してしまうため、乳腺外科では割とあっさりと「授乳止めてね」と言われたります。ミルクとの混合の場合、薬を飲んだときはミルクにするという手段がありますが、完母の場合は結構大変ですよね:;

私の場合は、完母で子供が哺乳瓶拒否だったので「授乳を止める」ことは非常に困難でした。このため抗生物質を飲んで乳腺炎を治したことはありません。ミルクが飲めるお子さんの場合は、抗生物質を処方してもらって治すのも良いと思います!

授乳を止めたくない・哺乳瓶で飲んでくれないという場合は「助産師さんにマッサージしてもらう」方法がおすすめです。
出産した産科や母乳外来、母乳マッサージをしている助産師さんなど、信頼できる方をお住まいの近くで見つけておくといいと思います。
マッサージでは助産師さんが詰まりを取ってくれて、セルフケアの方法なんかも教えてくれます。詰まりがとれると熱も下がることが多いです。

また、この他にも授乳位置を調整することも重要です。赤ちゃんをラグビーボールのように抱える「フットボール抱き」など、様々な角度からまんべんなく飲んでもらうことを心がけましょう。

乳腺炎ってどんな症状?治し方は?体験談も合わせてご紹介します!まとめ

乳腺炎を放置すると、重篤な病気に進展することがあります!乳腺炎の症状がある場合は、すぐに産科や乳腺外科、助産師さんに相談してください。
なるべくストレスをためず、できるだけ休息を取って母乳育児を軌道に乗せていってくださいね!

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